Carpediem Life
あなたはなぜ東大に?〜どうせなら日本一の「高い壁」に挑戦したい〜

あなたはなぜ東大に?〜どうせなら日本一の「高い壁」に挑戦したい〜

 

こんにちは!東大法学部3年の河内誠人です。

 

皆さんは、何を基準にして大学を選びますか?既に入学・卒業した人は、受験生当時どうやって志望校を決めていましたか?

 

僕の場合、東大を受験することにした決め手の1つは、東大が課す受験科目数が「多かった」ことです。「少なかったから」という逃げではありません。その逆です。

 

もう1つは「法学部の最高峰が東大だということに出願直前で気付いたから」です。

まずは1つ目についてお話します。

 

 

受験科目数が「多い」方が燃える?

 

僕は高校生の頃、3年生の1月、つまり当時のセンター試験が終わった直後まで、東大ではない大学を志望していました。その大学の2次試験では3科目(国数英)が課されます。いわば典型的な国立大学ですね。

 

元々は「受験科目数なんて少ないほうがいい、そっちのほうが楽」と思っていた僕。しかし、センター試験が近づくにつれ、その思いは変わり始めました。

 

センター試験のために世界史や地理を勉強するうちに、「地歴の勉強をもっと続けてみたい」「センターレベルで満足していいのか」と思い始めたのです。ちょっとおかしいやつだな、と我ながら思いますが、当時は本当にそう考えていたんですよね。

 

地理や歴史の勉強をやればやるほど、「この科目は奥深い」ということが分かってきました。それに、自分で解答の方向性を考えてアウトプットする記述式試験へのあこがれもありました。そこで、2次試験でも引き続き地歴を勉強できる大学を受験しようかな、と思い始めたわけです。

 

それとは別に、元々の志望校では本気になりきれていない自分がいました。それまでの僕は、無意識のうちに「行けそうな大学」を選んでいたんです。

 

しかし、本来の僕は、ある程度高い目標のほうが燃える、本気になれるタイプでした。そこで、やはり中途半端に妥協するより、「高い壁」に思い切り挑戦すべきだと決心しました。Ms.Childrenさんの『終わりなき旅』でも、「高ければ高い壁のほうが 登った時気持ちいいもんな」と歌われていますよね。

 

また、元々の志望校は、正直ちょっとだけ侮っていた節があります。「3科目を完璧にするなんて、なんとかなるのでは?」と思っていたんです。

 

当時は、センター試験本番で自己最高得点を更新した(89%)ので、急に自信が膨れ上がっていたのもあります。今からすると本当になめた受験生だと呆れますが、そう思ってしまったのだから仕方ありません。

 

そして、「まあなんとかなるだろう」という中途半端な気持ちでトライするくらいなら、「自分には無理かもしれない」と思うくらいの試験にチャレンジするほうが奮起できる、そう考えたわけです。

 

地歴を両方2次試験で課し、かつハイレベルな大学というと、ほぼ東大しかありません。ここで、「地歴をもっと学びたい」という欲求と、「高い壁に挑戦したい」という思いが重なりました。センター試験から約2日後にして、ついに東大を志望することになったわけですね。

 

 

「東大ってすげー!!」(小並感)

 

センター試験が終わってすぐ、息抜きがてら本屋さんに言ったことを今でもよく覚えています。このことは、以前の記事でも少し書きました。

https://media.carpe-di-em.jp/life/5/

「せっかく大学で法学部に行くんだから、モチベーションを上げるためにも法律の本を覗いてみよう」

 

当時の僕は、そう考えて法律専門書のコーナーに向かいました。といっても、当時の僕は法律についてほぼ何も知らなかったので、とにかく目に入った本を適当にパラパラと読んでいました。

 

何冊かの奥付(著者の履歴などが書いてあるところ)を見た僕は、あることに気づきます。どうも、法律書の著者には、「東京大学法学部卒」という経歴の持ち主がかなり多そうだということです。

 

東大法学部が「すごい」ということは、おぼろげながら知っていました。しかし、何がすごいのかについては、具体的に調べたことも、触れたこともなかったのです。

 

僕の母校では、幸いなことに「東大見学会」が年に1,2度開催されていました。知るチャンスはちゃんと用意されていたわけです。しかし、「東大なんて行けるわけがない」と思っていた僕は、1度も参加したことがありませんでした。

 

つまり、この書店でようやく「東大ってすげー!!」ということを実感したのです。遅いですね。笑

 

当たり前のことですが、あえて補足すると、東大以外の大学ご出身で素晴らしい研究・教育活動をなさっている先生方はたくさんいらっしゃいます。分野によっては、東大よりも遥かに進んだ教育・研究が行われている大学もあるでしょう。

 

しかし、東大出身の先生が執筆された本や論文が相当程度あるのも事実です。そして、東大出身の先生の数自体、かなり多いと言っていいでしょう。

 

衝撃を受けた本屋から帰ってきた僕は、早速、東大法学部のことを調べてみました。すると、東大法学部は日本の法学部でも有数で、分野によるとはいえ、ほぼ最高峰と言って間違いないことが改めて分かりました。

 

せっかくならば「高い壁」に挑戦したい、と思っていたのは、先ほども言ったとおりです。せっかく大学で勉強するなら、最高峰と言えるようなところでじっくり勉強してみたい。こうして、東大を志望する気持ちが固まりました。

 

 

勝手に線を引かず、よく調べる

 

僕は、自分の経験から、「自分にはここは無理だろう」という判断を下すのが早すぎるのは良くない、と学びました。諦める前にやってみると、自分の潜在能力が思った以上に高かったり、周りが支えてくれたりして、想像以上の世界に行ける可能性があります。同様のことは、先日山田くんの記事でも触れられていました。

https://media.carpe-di-em.jp/life/893/

 

行けるかどうかより、やりたいかどうか、ワクワクするかどうか。

 

自分の欲求を軸に考えて、少しでも心が揺り動かされるものがあるなら、それについて予め調べておくことをおすすめします。直前に慌てても、なかなかいい結果には結びつきません。

 

それに、あまり安パイを選びすぎると、かえって失敗してしまう可能性もあります。後々「あのとき挑戦しておけば」と思わないためにも、もし挑戦することが認められているなら、やってみることをおすすめします。

 

河内誠人のプロフィール画像

河内誠人

カルペディエムLIFE編集長。法学部で勉強中。数年ぶりに紙のカードゲーム(デュエルマスターズ)復帰しました。