
公開 : 2022.02.13
東大生オススメ!「勝つことだけ考える」他、試験前に意識すべきこと
私立大学の入試が連日行われ、国公立大学の二次試験も目前に迫ってきていますね。今まで積み重ねてきた勉強の成果を存分に発揮するためには、試験に向けてメンタルを整えていく必要があります。試験直前だからこそ、意識すべきことがいくつかあるということです。
そこで今回は、【受験生応援企画】第4弾として、東大生に「試験直前にどう過ごしていたか?」を聞いてきました。
試験前の準備をするにあたって、東大生の過ごし方を参考にしていただければ幸いです!
①私立入試や二次試験など試験が重なる二月。どのようにメンタルをコントロールしていましたか?
▶︎いつも通り過ごす
・学校が自習室を開放していたので、それまでと同様に学校に登校して勉強することで平常心を保った。
・学校や塾で2次対策していつも通り過ごした。
・睡眠時間を削って何も考えられないようにしようとは思っていた。
▶︎励ましをもらう
・ずっと1人でいると色々考えて不安になってしまう。だから、入試のない日は学校に行って、先生や友達と話す時間を作っていた。
・「東大に何としても合格する」と自分に言い聞かせながら勉強に励んだ。手帳に書いてもらった友人からのメッセージや、自分を鼓舞する言葉を毎日なぞってから勉強を始める、という習慣から、勇気をもらっていた。
▶︎考え方を変える
・2月に入ると受験が近づいてきてどうしても緊張してしまったり、勉強が嫌になったり、メンタルが不安定になったりしますが、逆に自分は「2月末の試験が終わったらもうやりたくても受験勉強することはできない!」と自分に言い聞かせた。それなら残り1ヶ月は頑張ろう、と思うようにした。
・勝たないと死ぬ相手に対して「負けたらどうしよう」と考えても無意味なので、勝つことしか考えていなかった。
「もしかしたら」はあまり意味がないし、その確率を下げるためには勉強しなければいけないと考えたら、あまり気にもならなかった。
・落ちても死ぬわけじゃないというメンタルでいた。また、試験の時間割と同じタイミングで同じ科目の勉強をすることでメンタルセットした。
・今まで勉強を積み重ねた日々を思い返していた。
▶︎不安を活用する
・入試1週間前までは、「湧き出てくる不安」を無理に無くそうとせず、「不安」でいっぱいなことを敢えて活用し、暗記や演習にプレッシャーをかけていた。
一方、残り一週間を切った段階からは「自分なら大丈夫」と自分に自信を持つようにし、当日も動じずに問題へ取り組む姿勢を大事にした。
各々の方法でメンタルが必要以上にブレないようにしていたようですね。

②試験会場の下調べはしましたか?
▶︎していない
・自分は机が変わった程度ではあまり動じないと分かっていたため、何もしなかった。
・下調べはしなかったが、かなり余裕を持って家を出ていた。
▶︎道を確認する
・自分は愛知県の出身で、受験会場は東京だったため、試験前々日から東京に入って環境に慣れて受験当日を迎えられるようにしていた。前日には、当日と同じ時間帯に受験会場の下見に行き、最寄駅からの道やその移動にかかる時間などを把握して当日に備えていた。
・前日にホテルから試験会場までの行き方を電車、徒歩どちらでも試した。
当日迷ったりということをなくすために、道順を確認していたという人は一定数いました。一方で、前日までのタイミングでは特に何もしていない人も多くいるようです。

まとめ
今回は、メンタルコントロールと前日までの下調べについてご紹介しました。特にメンタル面は、当日のパフォーマンスに大きく影響しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
次回は、前日夜から当日朝までの行動と持っていくと良いものについてご紹介します。お楽しみに!
めいちゃん
教育学部で勉強中。生き方はジブリから学びました。トトロのめいちゃんみたいな健康女子になることが夢。