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あなたはなぜ東大に?〜期待に応えたい〜

あなたはなぜ東大に?〜期待に応えたい〜

 

私が東大を目指した理由、それは「期待に応えたかったから」です。

 

私の出身高校は、静岡にある中高一貫校です。偏差値も特別高いわけではなく、東大合格者も学校60年の歴史の中でたった1人という学校でした。

 

私はもともと大学進学希望ではありましたが、東京大学への受験なんて考えたことがありませんでした。周りには東大生も、東大を志す人もいないのですから、選択肢として上がってこないのも当然だったと思います。

 

ではなぜ、私は東大を目指すようになったのか。きっかけは、高校2年生の時に受けた先生の誘いでした。

 

「東京大学を目指してみないか。」

 

ただ一言、こう言われたのです。

なぜ先生は私にこのような提案をしてきたのかを改めて振り返ってみると、私の勉強スタイルが関係していたのかなと思います。

 

 

当時私は、700人いる同級生の中で学年1位という地位にいました。それは、中学生の頃からコツコツ勉強するタイプだったということ、分からない・覚えていない部分を残したままテストに向かうのがものすごく気持ち悪く感じる完璧主義タイプだったことが重なっていたからこそでした。

 

学年1位なのだから、勉強は人よりもできるはず。加えてコツコツやるタイプだからこそ、もっと勉強すれば受かる見込みがある。

 

そんな風に評価してもらえたのではないかと思います。

 

最初に東大受験の誘いを受けた時には、かなり戸惑いました。自分には到底無理だとも思いました。私が通っていた高校は、東大合格者がバンバン出るような進学校ではありません。そのようなレベルの学校では、学年1位であるという事実もあまり自信にはならなかったのです。

 

私が抱える「無理だ」という気持ちと、先生が抱える「お前ならいける」という気持ちとがぶつかりあったまま、しばらくは平行線状態でした。

 

当時の私にとって、一番不安に感じていたのは、「東大受験」という途方もなく大変そうなことに1人で立ち向かうことでした。

 

もちろん先生たちは、勉強のサポートはもちろんのこと、「お前なら大丈夫」と声をかけて励ましてくれていました。気にかけてもらえることはとてもありがたかったですし、良くしてくれる先生たちの期待に応えたいという気持ちは大いにありました。そういう意味では、1人ではなかったかもしれません。

 

しかし結局は、受験生である自分と先生とでは立場が違うわけです。心のどこかでは、1人で東大受験と戦わなければならないという孤独を感じていたのだと思います。

 

 

受験生になる目前、高校2年生の3月にも、その攻防は続いていました。私の方が若干折れかけて、勉強を進めていたことも事実です。しかしやはり、「無理だ」という気持ちのストッパーがどこかにある感覚でした。

 

そんなある日、そのストッパーが一瞬で消え去る出来事が起こります。

 

「俺、東大目指すわ。」

 

同じクラスの友達の言葉です。

 

そんなことで気持ちが変わるのか!と思う方もいると思います。しかし、私が「無理だ」とストッパーをかけ続けていた理由は、一緒に戦ってくれる仲間がいない寂しさでした。その寂しさを消し去るには十分な言葉だったのです。

 

それからは東大受験に前向きになりました。先生の期待に応えたい、両親の期待に応えたい。元々持っていた想いをより強くし、勉強に邁進できるようになったのです。

 

受験勉強はたくさんのエネルギーを消費するものです。そのエネルギーを切らさず、頑張り続けられるためには何が必要なのか。

 

私の場合は、「期待してくれる人」と「一緒に戦う仲間」でした。

 

他にも、大学への憧れや勉強したい学問への熱意など、さまざまなものがあると思います。これから受験勉強を始めんとしている皆さんには、ぜひ、受験を乗り切るためのエネルギー源を見つけていただきたいです。

 

めいちゃんのプロフィール画像

めいちゃん

教育学部で勉強中。生き方はジブリから学びました。トトロのめいちゃんみたいな健康女子になることが夢。