Carpediem Life
東大生が実感 大学の授業の意味とは?

東大生が実感 大学の授業の意味とは?

 

大学受験を意識している高校生の皆さんは、大学入学後の授業のことを考えたことはありますか?

 

受験生の皆さんの多くは努力に努力を重ねて受験勉強をし、大学に入学するはずです。せっかく頑張って入った大学。大学に入ってからを意味のあるものにしたいですよね。

 

そこで今回は、大学の授業に焦点を当てて、高校時代に受験勉強を頑張る意義について考えていきたいと思います。

 

 

最新の研究は面白いが学びにくい

 

大学の授業の意味、それは自分だけでは立ち入ることのできない、理解度の深さに到達できる、ということです。

 

大学の授業は、特定の分野を専門にしている教授が、今研究しているテーマに絡めて授業を展開する場合が非常に多いです。あるいは、教授が専門ではない場合であっても、研究発表会で扱われた旬なテーマを話題にして授業を展開するということもあります。

 

教授が授業で扱うような、最近行われている研究は非常に興味深く、面白いテーマであることが多いです。

 

これは現代に生きている人が、課題感を持って取り組んでいるので、わたしたちにも身近で、興味を持ちやすいテーマであるからです。

 

そして、興味を持ちやすいテーマであるからこそ、勉強や研究をしたいという意識を持っている高校生の皆さんであれば、現在話題となっているテーマについて調べてみたい、と主体性を持って調べ学習をすることでしょう。

 

しかし、ここでみなさんは壁にぶつかってしまいます。

 

それは、最新の研究は論文しかなく、読みづらいことや専門性の高さによって、独学で研究内容を理解するのが困難である、ということです。

 

例えば、分析哲学というスタイルの哲学があります。

 

これは、ギリシア哲学から始まる数千年の哲学の歴史の中で20世紀に勃興した、比較的新しい哲学のスタイルです。新しい哲学のスタイルであることから興味をもつ人も多い分野ではありますが、独学で中身を理解して自らの哲学に吸収するためには、論理学の基礎や内容の専門性などの困難な点があります。

 

 

身近なプロフェッショナル

 

そこで、哲学の研究をしている教授の授業が非常に役に立つのです。

 

書き言葉では難しいと感じるテーマでも、大学の授業では、ゆっくりと話し言葉でテーマを理解して、さらに不明な点があれば質問をすることができます。

 

話し言葉で内容を考えられること、専門的に研究を行っている人に直接尋ねることができること。この2点が専門的で難解なように見えるテーマでも自分が理解できるようになる手助けになるのです。

 

実際に、授業で紹介された本を一人で読んだ時には、難しいと感じる部分が数多くありました。

 

しかし、授業で重要なポイントや背景知識、今はどのような論調が主流になっているのかについて説明を受けることによって、本の中でどこの内容に注目して読み進めればいいのかという見通しが大変クリアになります。そして、自分なりに解釈を進めることができるようになるのです。

 

自分では理解できない研究の深みを味わう。

 

ここで味わえる高揚感やワクワクと気持ちが昂ぶる感じ。これこそ、知らなかったものを知るというよろこびに繋がります。勉強というものがとても楽しくなっているのです。

 

やはり、最新のテーマというのは自分一人の力だけでは理解するのは難しいかと思います。だからこそ、専門家からそのテーマのエッセンスを吸収するのです。

 

つまり、みなさんが大学にいくということは、専門的な教養を手に入れるということになるのです。

 

これから受験勉強を頑張るみなさんには、今頑張っているのは失うことのない知識や教養を手に入れるためである!という意識を持って受験勉強を頑張ってほしいと願っています。

 

 

 

山田亮進のプロフィール画像

山田亮進

リアルドラゴン桜プロジェクト講師。主体的に勉強する楽しさを伝えるため日々奮闘中。オンライン授業の毎日で、生活は完全なニート状態。