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あなたはなぜ東大に?〜馴染めない環境から抜け出したい〜

あなたはなぜ東大に?〜馴染めない環境から抜け出したい〜

 

受験シーズンに突入し、共通テストのリスニングの顔真四角おじさんがニュースで話題になるなど、受験というものが世間をにぎわせてきましたね。

 

そこで今回は大学受験を意識し始めた人向けに、私がなぜ東大を目指し、勉強するようになったのか?についてお話しようと思います。進路で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!

 

私が東大を目指すようになった理由。確かに色々な理由はあるのですが、本当に最初の理由は、日常生活をしている環境に馴染めなかったからでした。どこでもいいから、どこか違う世界で生きていきたい。と思って、今生活している環境と一番違う場所がどこだろうか、と探した結果、東大が一番遠いな、と思ったのです。

 

私が住んでいたのは山に近い田舎だったということもあり、かなり集団思考が強い地域でした。地域の祭りでは町をいくつかのブロックに分け、そのブロックごとに山車を引いてぶつけて勝ち負けを競います。そしてこの祭りは地域のシンボルであり、住んでいる人々の生きがいにもつながっている、というくらいの集団を支える上で大きなものとなっていました。

 

こういった集団の絆が強いということは良い面もたくさんあります。仲間意識が強く、助け合いの文化もあったし、誰かが困っているときには手を差し伸べてあげるという意識も結構ありました。

 

しかし、時として集団への帰属意識が強すぎてしまうと、今度は集団が向かっている方向と反対に行こうとする人をなきもの、もっとひどい場合は攻撃してしまう、という面も併せ持ってしまうものです。

 

私が幼く、相手を逆撫でせずに自分の思考を表現できなかったのが完全に悪いということはわかっているのですが、直接的に真っ向勝負で相手の考えとは違うことを言ってしまったこともあり、私は馴染めなくなっていってしまったのです。

 

 

馴染めない、と一度感じてしまうと、その後もずっとその考えがまとわりついてくるものです。後々ある程度関係性は修復するのですが、心にはしこりが残ったままでした。

 

今関わっている人とは違う人がたくさんいるような世界に行きたい。そう思った私は、そもそも今関わっている人たちとはどういう人なのだろうか、と考えるようになりました。そこで着目したのが、「学校の勉強に対する態度」です。

 

私のクラスでは、わかる人はわかるけど、わからない人はわからないまま放置しているような雰囲気がありました。先生は私たちのために色々工夫をしているのですが、生徒側が聞こうとしないのです。もしかしたら「自分は頭悪いから」と諦めていたり、「ゲームしたい」と別のことを考えていたりしていたのかもしれません。

 

そう考えた私は、今関わっている人とは違う人がたくさんいる世界にいくために、自分はとりあえず勉強だけは頑張ろうと思うようになりました。太っていたし、運動も音楽も絵も人よりできなかった自分が、勉強だけはなんとか人並みくらいにはなろうと思ったのです。

 

結局、その究極が東大だったのです。東大を目指してから東大に実際入れるようになるまでにも、まぁ色々あったのですが割愛します。

 

 

よく東大生として学生と話すと、「山田さんは最初から頭良かったんでしょ?」みたいな感じで聞かれます。このケースだとほとんどの場合で「自分は頭悪いから」がセットです。

 

本当ですか? 頭悪いって、テストの成績を見た周りが言ったセリフなんじゃないんですか? 心の底から頭悪いって自分のこと思ってるんですか?

 

なんかなぁ、と思います。頭が悪いのなんて、最初はみんなそうです。私だって最初は、「人並みに勉強できるようになろう」が目標でしたから。

 

自分が頭悪いと判断するのが、あまりにも早すぎる気がします。人から言われたこと、そのまま受け入れていませんか?他人が結果だけを見て「お前頭悪いね」って言った言葉、徐々に自分もそう思い込むようになっていませんか?

 

はっきり言うと、今の生活で悩みがなければそれは悪いことではないし、そのままでいいと思います。しかし、少しでも悩みやもやもやしていることがあるのなら、ぜひそこから飛び出す挑戦をしてほしいと思います。

 

もしあなたが進路で悩んでいて、環境的にも勉強するような環境にはいないのなら、あなたが東大を目指してみませんか?

 

山田亮進のプロフィール画像

山田亮進

リアルドラゴン桜プロジェクト講師。主体的に勉強する楽しさを伝えるため日々奮闘中。オンライン授業の毎日で、生活は完全なニート状態。