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自分にあった大学を探す方法とは?  各科目の配点比率を見よ!

自分にあった大学を探す方法とは? 各科目の配点比率を見よ!

 

高校3年生の皆さんは受験が間近になってきています。様々な苦労や努力を積み重ねてきて、最終的に結果に結びつくよう、1人の大学生として願ってやみません。

 

さて、高校2年生以下の進学を考えている皆さんは今の時期をどう過ごしているでしょうか?それぞれで状況はかなり違うと思います。まだまだ部活に専念して練習にいそしんでいる人や引退を考えている人。さらには、もうすでに受験に向けて準備を始めた人も世の中にはたくさんいます。

 

せっかく進学をするなら、自分が最大限楽しめる大学に行きたい!そう考えるのは当然のことです。しかし、どこの大学でどんな内容が学べて、どんな雰囲気の学部なのかなどは調べるのが難しいと思います。このまま進学して大丈夫なのだろうか、自分と大学はマッチしているのだろうか……。私が高校生の時にもこんな風に悩んでいました。

 

そこで今回は、自分と大学との相性を知る手段について考えていきたいと思います

 

 

 

「アドミッションポリシー」とは?

 

代表的なものとしてまずは、アドミッションポリシーが挙げられると思います。アドミッションポリシーとは、

 

”大学の入学者受け入れ方針。自校の特色や教育理念などに基づき、どのような学生像を求めるかまとめたもの。”

(デジタル大辞泉より)

 

とされています。一応は、これを読めば、大学がどんな人と大学という組織を作り上げていきたいのかが分かります。このアドミッションポリシーを読んで全く自分の性格には合わないと感じた場合は、別の大学を検討したほうがいいかもしれません。

 

このアドミッションポリシー、一通りの学生像が全て書いてある一方で、全て読んでも分かりづらいということもあります。

 

例えば、東大のアドミッションポリシーには次のようなことが書かれています。「〜世界的視点を持った市民的エリート〜」。私が最初にこれを聞いた時は、一体何を求めているのか、具体的にイメージができる粒度感でこの言葉を解釈することはできませんでした。

 

大学が考えている言葉で全て書かれていて、自分にはあまり馴染みのない言葉があったり、表現が難しく具体的な学生像をイメージできなかったりします。できれば自分がイメージしやすいもので、大学と自分の相性を見定めることができればベストですよね。

 

 

 

受験科目とその配点

 

そこで注目してみてもらいたいのが、自分が行きたい学部の受験科目とその配点比率です。各大学で調べてみると、大学ごとに様々な配点比率がある上に、学部によって異なることもあります。すなわち、受験科目の配点比率というのは、大学側が求める学生像を反映しているものと言えるのです。

 

例えば、東京大学理科一類と京都大学の理学部の科目の配点を見てみましょう。東大の場合は、国語80点、数学120点、理科120点、英語120点となっています。

 

一方で、京大の場合は、国語150点、数学300点、理科300点、英語225点となっています。

 

東大は理科系といっても、英語は他の理系科目と配点は同じであり、理系科目に対して国語の割合も半分以上あることがわかります。しかし、京大の場合は数学・理科の配点割合が大きく、英語・国語は少し割合が小さくなっていることがわかります。

 

いかがでしょうか。同じように見える大学でも、比べてみると、大学側がどの科目の学力を特に要求しているのか、違いがあることがはっきりと分かります。

 

残念ながら京大の友人がいないので入学以降のことは詳しくは知りませんが、東大は理系で入学しても、英語の授業で4技能全て使うように1年生の段階から求められます。やはり、英語の配点比率が他の理系科目と同じになっているのには意図があるように感じます。

 

他にも、薬学系や医学系など、特定の科目の配点だけが異常に高い学部があります。自分が行きたいと考えている学部で勉強するために必要な科目はどれなのか?ここがわかるだけでも日々の勉強で何を重点的に勉強すれば良いのか、見えてくるのではないでしょうか?

 

「世界的視点をもった市民的エリート」と言われてなかなか分かりづらくても、理系の勉強でも日本語も英語もどちらも比率が高い大学なんだ、と知れば具体的にイメージすることができると思います。

 

 

大学の選び方について悩んでいるみなさん、ぜひ気になった大学の学部の配点比率を調べてみてください!文章だけではわからない、学部の意図や学部での勉強に必要なスキルがわかるはずです。そしてそれは皆さんと学部とのマッチング度合いを知るために、大いに役立つと思います!

 

山田亮進のプロフィール画像

山田亮進

リアルドラゴン桜プロジェクト講師。主体的に勉強する楽しさを伝えるため日々奮闘中。オンライン授業の毎日で、生活は完全なニート状態。