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模試の結果では一喜一憂しろ!

模試の結果では一喜一憂しろ!

 

秋の模試シーズン真っ盛りになってきました。河合塾や駿台などさまざまな予備校で冠模試や記述模試、マーク模試など、数多くの模試が行われています。直近では、河合塾の東大オープンが行われましたね。

 

模試が終わった後、みなさんは最初に何を考えますか?

 

この時期になると多くの受験生は、「模試の結果で一喜一憂するな!」と周りの大人から言われることかと思います。「模試はあくまでも模試だから、結果が良くても、『勝って兜の緒を締めよ』といわれるように勉強しなさい」という先生を見たこともあるかもしれません。

 

反対に、「結果が悪くても落ち込むな!前を向いてやれることをやるんだ!」と言われることもあるでしょう。

 

模試当日、特に受験が間近に近づいた高校3年生で、模試の感触が悪く落ち込んでいるみなさん、そして出来が悪くてどうしようと思っているみなさん、まずはしっかりと落ち込みましょう!

 

一喜一憂は大いにするべきだと私は思うのです。今回は、2つの理由をみなさんにお伝えしようと思います!

 

 

 

最大限の準備をしてきたのか?

 

そもそも模試を受けるために受験生は下準備を積み重ねます。その準備をした結果模試を受けるはずですね。模試を受ける前にすでに自分の成績というのは9割は決まっていると考えても過言ではありません。

 

模試直前まで準備をしてきた受験生が本番の模試を受けて結果が悪かったと感じた場合、それは落ち込むはずです。結果が悪くて落ち込まないということはある意味、そうなるとちょっと予想することのできるレベルでしか準備をしていなかったのではないでしょうか?

 

その程度の準備しかしていなければ、ある意味模試の出来が悪くても、「まぁこのくらいだよね」と自分のことを納得させて、結果から逃げる言い訳をしてしまいます。

 

模試を受けた結果調子が悪くてへこんでしまうのは、準備をしっかりとしてきた証拠になるのです。しっかりと模試に向けて準備をして、本番を意識して受験した人の特権で、がっかりすることができるのです。

 

 

 

 

悔しいという感情は暗記に役立つ!!!

 

さらに、模試の結果が悪かったときに落ち込むべき大事な理由がもう一つあります。それは、記憶の定着に役立たせるという点です。

 

突然ですが、一昨日の夜ご飯を覚えていますか?

 

もし、一昨日が誕生日でケーキを食べていれば覚えていることでしょう。それは、周りから誕生日を祝ってもらえて嬉しい、という感情や、滅多に食べられないケーキを食べることができた幸福感など、その時に感じた感情を元に記憶しています。

 

プラスな感情でもそうだし、マイナスな感情でも同じようなことができます。

 

子供の頃迷子になったことは一度はあるでしょう。その時の記憶というのは今でも覚えていませんか?これも、親とはぐれてしまった焦りや恐怖が強く刻まれているからこそ、いつまでも記憶に残っているのです。

 

反対に感情が伴っていない物を覚えていることは難しいのです。

 

必死になって覚えているであろう、英単語や古文単語。単語を覚えようとしてもなかなか覚えられず苦労してきた人はたくさんいることでしょう。実は単純に単語の勉強をしようとしても覚えられないというのは当たり前です。そこに感情の起伏がないからです。

 

例えば、dogという単語を覚えるときというのは、新しいものを覚えた感動などが引き起こされて単語を覚えます。

 

しかし、単語集などを眺めている時に嬉しくなったり、悲しくなったりはしないですよね。感情が伴っていない、「慣れ」の状態になってしまっているのです。感情が伴わないからこそ記憶に定着しないのです。

 

 

 

 

まとめ

 

悔しいという強い感情が発生するのに、それを無かったことにしてしまうと、できなかったところを覚えるために役立つアイテムを使わずに勉強しようとしているようなものです。

 

受験勉強をするために、わざわざ感情を押し殺す必要はないのです。合理的に考えてもしっかりと感情の起伏をつけて勉強することは間違いではないのです。

 

模試でうまくいかなかったみなさん、素直に悔しいと思った感情を大切にしてください。それはあなたがしっかりと準備してきた証でもあります。

 

そして、その悔しいという感情は次の復習に役立つのです。本番で笑えるように、復習で復讐して、合格できるように頑張っていきましょう!

 

山田亮進のプロフィール画像

山田亮進

リアルドラゴン桜プロジェクト講師。主体的に勉強する楽しさを伝えるため日々奮闘中。オンライン授業の毎日で、生活は完全なニート状態。