
公開 : 2021.10.16 | 更新 : 2021.11.22
【講演レポート】地方勢こそ意識すべし!合格のための「戦略性」
西岡壱誠です。先日僕は、ご縁があって「北九州予備校」さんでご講演させていただきました。

その時にお話ししたこと、生徒さんとお話ししたことをみなさんにも共有させていただければと思います。

北九州予備校の博多校さんにお邪魔して感じたのは、本当にみんな、本気で勉強する気がある人しか来ていないんだな、ということでした。壁にたくさん貼ってある、モチベーションが上がるポスターや先輩方の体験談。この空間にいれば、誰でも「もっと頑張ろう」という気にさせてくれます。
そして自習室を覗いて、びっくり。自習室だというのに、途中退場途中入場一切禁止で、時間が決められているんです。すごい集中力で勉強していて、こっちまで頑張ろうという気になりました。
そしていよいよ、講演です。
今回は、浪人時代に北九州予備校に通っていたという『東大生のノートから学ぶ 天才たちの思考回路をコピーする方法』の著者の片山さんと、九州出身でスマホ学園を手伝ってくれている山本くんの2人と一緒にお話しさせていただきました。

テーマは、「地方から合格するために」。
僕が語ったのは、「戦略の重要性」です。
「例えばみなさんは、何点取って合格するつもりですか?英語は120点満点中、何点が目標点数で、大問ごとに何点取れば良くて、失敗したとしても何点取りたくて、どういう順番で解くことにしていて、最初の問題には何分くらいかけるつもりなのかとか、しっかりと考えられていますか?それをしっかり考えるのが、戦略性です」
都会の子は、これらがなんとなくわかる環境にいます。
先輩がいて、友達がいて、「これくらいの点数で俺は受かったよ」「この前の模試で俺はこれくらいだったから、英語で逃げ切ろうと思うんだよね」みたいなトークが当たり前になっている場合が多いです。だから戦略が立てやすく、合格もしやすい。
逆に、地方から受験する際は、そういうことを意識的に考えなければいけない、とお話しさせていただきました。かなり多くの生徒さんが、「そこまでは考えていなかった」「考えているつもりだったが、まだまだ甘いと思いました」と答えていたのが印象的でした。
終わった後に質問に来てくれる人も多かったです。「浪人生だけど、受かるイメージが浮かばないんです」と語っている人がいたのですが、「君ならできる!」と言っておきました。「最後は気合だ!」と。僕も北九州予備校の空気に染まっていたように思います笑。
というわけで、とても楽しい講演会でした。北九州予備校さん、ありがとうございました!

西岡壱誠
偏差値35、2浪という崖っぷちの状況で開発した独自メソッドで東大合格を果たす。著書多数。好きな寿司ネタはサーモン。