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東大生考察!ポニョの隠れヒロイン・リサの魅力に迫る!

東大生考察!ポニョの隠れヒロイン・リサの魅力に迫る!

こんにちは!東大法学部の河内誠人です。

 

5月6日の金曜ロードショーで放送された『崖の上のポニョ』、とても面白かったですね。公開当時、主題歌があちこちで流れていたのを思い出しました。

 

当時の僕は「ポニョかわいいな」くらいしか考えていなかったのですが、改めて見返してみたところ、今作で最も魅力的なヒロインは宗介の母・リサではないか?と思うようになりました。

 

そこで今回は、作中の台詞や行動から分かるリサの魅力を3点挙げてみました。みなさんもきっと、リサの魅力のとりこになるはずです!

 

①勢いがいい・強い

まずは何と言っても、芯が通っている強い女性だということです。

 

真横に大波が押し寄せる中、見事なドライビングテクニックを披露していたシーンは印象的ですよね。このようなちょっと荒っぽい運転は、何もピンチのときだけ発揮されていたわけではありません。宗介を保育園に送り迎えするときから、その荒っぽさは健在でした。

 

運転が荒っぽいから強い、というのは少々短絡的かもしれませんが、自分をしっかり持っている・自信があるからこその運転だと思えば納得でしょう。

 

また、夫の耕一が帰ってこないということを知ると、照明で「バカバカバカ……」と連続で送り続けていましたね。

 

あれも怖いといえば怖いですが、夫の方にあえてメッセージを送るくらいですから、心から嫌いになった・見捨ててしまったわけではなさそうです。むしろ僕は、自分の今の気持ちをストレートに伝えられるリサの強さを感じました。

 

②子供想い

続いては、自分の息子である宗介のことをとても大事にしているのみならず、ポニョに対してもかなり理解を示し、想ってあげているということです。

 

宗介のことを大事に思っている様子は、作中を通して感じることができますよね。もちろん先ほど言った通り、ところどころに荒っぽいところはあります。とはいえ、夫の不在から立ち直ったときには思い切り宗介を抱きしめてあげています。

 

また、そもそも「普通」の人なら、人面魚を拾ってきた子供に「金魚だ」と言われたところで、そうやすやすと受け入れることはできないのではないでしょうか。しかし、リサは宗介のことを尊重していて、ちゃんと話を聞いてあげています。

 

さらに、宗介が「ポニョがもどってくるためにバケツを置いておこう」と提案した際には、「宗介がしたかったら、そうしてあげな」と言っています。宗介を変に子供扱いせず、自立した人として扱ってあげている、親としての懐の深さが伺えます。

 

こうした宗介に対する想いは、ポニョに対しても向けられています。先ほど紹介した「そうしてあげな」という発言は、「そうしてあげる」というくらいですから、ポニョのためを意識した発言ですよね。それに、ポニョが女の子となって家に上がり込んできたときには、丁寧に応対した上で、好物のハムを載せたチキンラーメンを作ってあげています。

実の子供でもないポニョに対してすらこの対応ですから、彼女がどれだけ子供思いかがよくわかります。

 

最後、ポニョの母であるグランマンマーレとの会話でも、おそらくリサは息子やポニョの決断を尊重していたはずです。だからこそ、宗介は自分なりに「ポニョを選ぶ」という選択をすることができたのですね。

 

 

③今を生きている

最後の魅力は、彼女が「今を生きている」ということです。

 

これは、最初に紹介した強さにもつながっています。

 

彼女は、大波が押し寄せてきている中でも慌てません。むしろ、周りを見て非常に冷静に行動しています。なんとかして自宅に帰ろうと決意したのも、自宅からひまわり園の方へ向かったのも、我を失っての行動ではないのです。自分で、「今何をすべきか」と考えて行動した結果です。

 

こうした彼女の「現在志向」な考え方は、最序盤のセリフにもあらわれています。ポニョを海に逃してショックを受けている宗介に対しては、「辛くても運命は変えられない」と差とした上で、今はとにかく、と目の前のアイスクリームに気を移させようとしています。

 

また、大雨や津波という大災害が起こっても、その原因を無理に追求しようとはしません。むしろ、どんなに不思議で理解できないことが起こったとしても、冷静に対処するよう宗介に呼びかけています。その上で、自分なら何ができるかということをリサなりに考えているわけです。

「今はひまわりの人が心配」という発言からは、まさに彼女の「今を生きている」姿勢が伝わってきます。

 

 

いかがでしたか?リサの魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。

 

 

 

河内誠人のプロフィール画像

河内誠人

カルペディエムLIFE編集長。法学部で勉強中。数年ぶりに紙のカードゲーム(デュエルマスターズ)復帰しました。