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9浪したからこそ言える 頑張ったけど第一志望に落ちた人に伝えたいこと

9浪したからこそ言える 頑張ったけど第一志望に落ちた人に伝えたいこと

 

初めまして、9浪して入学した早稲田大学を先日卒業した濱井正吾ともうします。苦労しました。9浪だけに。

 

さて、私は早稲田大学の教育学部を卒業しています。

 

こう聞くと、「教師になる!という」強い信念を持ち、自分に自信があるエリートたちが、最高の教育環境で真面目に勉強する学部だと思いますよね。教員志望だった私もそう思って「素晴らしい場所で勉強ができる!楽しみだ!」と期待に胸を膨らませて大学に入りました。

 

しかし、実態は想像とかけ離れていました。

 

実はこの学部は、早稲田大学内では他の学部の滑り止めとしての側面が強く、”教師になりたいからこの学部を選んだ”というよりは”早稲田に何とかして入りたいから入った”という学生の方が圧倒的大多数だったのです。

 

「俺は政治経済学部に落ちた」

「商学部に落ちた」

「文学部に落ちた」

 

大学に入ってから1年ほどは、何かあるたびに同級生同士でこうした傷の舐め合いが至るところで展開されます。私が在学中には「俺は早稲田だけど教育学部だからなぁ…」なんて自虐が至るところで聞かれました。れっきとした最難関私大の学生なのに、自分に自信がある子の方が少なかったように思います。

 

ですが、世間一般から見たらどこの学部出身であろうと関係がありません。政治経済学部も教育学部も、みんな等しく早稲田生なのです。上位1~3%くらいの狭い世界で比較をしているに過ぎません。

 

私が9年自分なりに必死に頑張って入った大学に、大抵はみんな私より若い年齢で入っているわけです。その時点で超絶優秀なので、胸を張って生きて欲しいですね。

 

 

こうして、早稲田の教育学部は滑り止めで入った人の方が多く、自己肯定感が低い学生が多いということをお伝えしました。

 

とはいえ、教師になるという志を持って第一志望に設定して合格し、実際に教育現場で活躍なさっている方が大勢いるのもまた事実です。早稲田大学教育学部出身の教員は筑波大学と並んで最大勢力。この事実からも、最高の環境で教育学を学べる環境は整っていると言えます。

 

私も「人間としてどう生きるべきか」という教育学を4年間学び、人として正しい行いをしながら生きることを意識するようになりました。教育学部の前身である高等師範部出身のOB・杉原千畝氏の人道的な行動のように、「人間として当然の正しい決断」をしていると胸を張って言えます。

 

そして今、それは自身のような受験生に元気や勇気を与えるための発信活動につながっていると思います。大学の環境と学部で学んだことが、どちらとも今の自分を構成するかけがえのない要素になっているのです。

 

早稲田に限らず、どうしても大学に通いたくて、第一志望でない学部に進学するというような境遇の人は多いと思います。しかしその進学先にも、その学部ならではの良さや強みがあるはずですし、そこで学んだことが自らの糧になると思います。

 

だからこそ、自身を他学部に落ちた学生だと卑下せず、そのエネルギーを学びに向けてみると、案外救われるのかもしれませんよ。

 

濱井正吾のプロフィール画像

濱井正吾

9浪して早稲田大学に合格。人気YouTubeチャンネル「バンカラジオ」「トマホーク」に出演中。苦労しました、9浪だけに。