Carpediem Life
『魔女の宅急便』キキから学ぶ、幸運を引き寄せる三原則

『魔女の宅急便』キキから学ぶ、幸運を引き寄せる三原則

 

1989年に公開された長編アニメーション、「魔女の宅急便」。ジブリ作品の中でも人気作品に数えられることが多く、2014年には実写映画化もされました。

 

軽快な音楽にのせて展開される、齢13歳の魔女キキの成長物語。物語の中でキキは、さまざまな苦難に直面しました。しかし、最終的には自分の希望に沿った魔女修行の定住先を見つけ、数多くの素敵な出会いを得ていましたね。辛いこと、大変なことは、きっとこれから先もあるのでしょうが、おおかた幸せに暮らしていくのだろうな、と感じられるラストだったのではないでしょうか。

 

最終的には幸せな生活を手に入れることができたキキ。彼女の行動をよーく観察してみると、そこには幸運を掴むためのコツが隠されていると思うのです。

 

そこで今回は、魔女キキから学ぶ、幸運を引き寄せるコツをご紹介していきます。

 

当記事はネタバレを含みますので、まだ鑑賞されていない方はご注意ください!

 

 

 

①直感を信じる強さ

 

修行する町を探すキキは、相棒の黒猫ジジに「私、海の見える街に住みたいの!」と意気込みます。

 

そんな中街を探して海を飛んでいる時、ある街がキキの目に飛び込んできます。活気ある港、大きな時計塔、行き交う多くの人々、のちの修行の地となるコリコの街です。それを見た瞬間、キキは躊躇うことなく「この街にする!」と言い放ちました。コリコの町はとても大きな町で、ジジから「もう少し小さい町にした方がいいのではないか」と助言される場面もありましたが、一度この街にすると決めたキキは、そんな助言は無視して一直線に街に向かいます。

 

しかし、コリコの町の人々がキキに向ける視線は冷たいものでした。歩道に降り立ち、元気に自己紹介をしたキキに対して、行き交う人たちは基本的に無視、よくても愛想笑いで対応しています。

 

視線が冷たいどころか、車が多く行き交う道で事故を起こしそうになったキキは、警察に追われてしまい、完全に街に馴染めない状態となっていました。それでもキキがその町に住みたいという気持ちを失わなかったのは、最初にこの街を見たときに住むことを即断したほどの、ピンときた感覚を信じていたからなのではないかと思うのです。

 

何かに出会った時に、「これは運命かもしれない!」と思うような出会いって、回数は少なくとも、経験のある方はいるのではないでしょうか。結婚相手との馴れ初めを問われたときに、初対面で「この人と結婚するんだ」という感覚を抱いたと話す人もたまにいますよね。

 

とはいえこの現代、出会うヒトやモノが多いからこそ、そのようなピンとくる感覚を信じられなくなってきていると言えるでしょう。

 

「これはこれで悪くないが、もっと良い出会いがあるかもしれない。」そう思って、決断を先延ばしにしてしまいがちです。

 

しかし、ピンときた感覚を信じず、決断を先延ばしにするばかりだったら、本当に良い出会いを逃してしまいかねません。

 

いと思ったものは譲らない、キキの直感を信じる強さが、パン屋のオソノさんやトンボとの出会いをはじめとした幸運を引き寄せたのでしょう。

 

 

 

②自分を知る

 

パン屋のオソノさんの助けもあり、コリコの町での生活をスタートさせたキキは、自分の特技を活かして「魔女の宅急便」を始めます。この自分の特技を活かすということも、幸運を引き寄せる行動だと言えます。

 

キキは早くまちに馴染みたいという気持ちがありました。そのために、箒で空を飛ぶ宅急便という「自分にしかできないこと」を考え出したのです。

このように、自分にしかできない方法で周囲の人たちに貢献するということは、自分のことを認めてもらう最短ルートだと思います。それは、その場での唯一無二の存在になるということだからです。

最終的には、空を飛ぶ能力でトンボを救出して、町の人に受け入れてもらうことができました。

 

キキは宅急便を始める際に、「私って、空飛ぶことしか能がないでしょ?だから空飛ぶ宅急便はどうかなって!」という言葉を残しています。つまりは、「自分には何ができるか」を考え抜き、そこから「自分にしかできないこと」で周囲に貢献しようとしたわけです。この発想が、幸運を引き寄せる鍵となったのでしょう。

 

自分を認めてもらいたいと思ったときには、このようにして、自分のことをよく知ることから始めてみるのがおすすめです!

 

 

 

③「誰かのために」という思い

 

物語中盤からキキはスランプに陥り、魔法が使えなくなってしまいます。スランプから脱出すべく空を飛ぶ練習を何回もした結果、お母さんからもらった箒が折れてしまうという痛ましいシーンもありました。

 

そんな彼女がスランプを抜け出す糸口となったのが、暴走した飛行船にぶら下がったトンボを助けようとしたことでした。魔法が使えなくなっていることは考えず、借り物のデッキブラシにまたがり、「トンボを助けたい」という一心で挑戦したところ、不安定ながらも空を飛ぶことができたのです。ギリギリのところで無事トンボを助けることができたシーンは、何回見ても胸熱ですね。

 

この時のキキには、心身の変化への動揺や魔法が使えなくなることへの不安など一切なかったはずです。むしろ、「トンボを助けたい」という気持ちでいっぱいだったのではないかと思います。

 

「誰かのために」という必死な思いは、いつも以上の力の発揮につながるものです。

キキの場合、トンボを助けたいという必死な思いが、キキのいつも以上の力を引き出し、それが原動力となってスランプを乗り越えることができたのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

103分の物語の中には、キキの生き方から学べるところがたくさんあったと思います。まさに、幸運を掴むための、人生のバイブルだと言えるでしょう。

 

物語最後には、キキが両親に宛てて書いた手紙が読まれます。「仕事の方もなんとか軌道に乗って、少し自信がついたみたい。落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです」という言葉から感じられる、どんな時も前向きに進もうとする姿勢は、キキの一番の魅力なのかもしれませんね。

 

めいちゃんのプロフィール画像

めいちゃん

教育学部で勉強中。生き方はジブリから学びました。トトロのめいちゃんみたいな健康女子になることが夢。