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後悔しない学部選びのススメ

後悔しない学部選びのススメ

 

大学に入るとき、ほとんどの場合で学部を選ばないといけません。

 

しかし、大学入学前の学生にとって、「学部」という言葉にはあまり馴染みがなく、実際どのように選べば良いのかわからない、と感じる人も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、私がどのようにして「文学部」を選んだのかをご紹介します。学部選びのヒントになれば幸いです!

 

私の場合、大きく分けて3段階のステップで学部を決定しました。

 

①:半強制的に大学・学部を探す

②:調べた学部の中で、自分に合わないと感じた学部を除く

③:残ったもので、できなくても続けられそうな勉強をしている学部を探す

 

 

 

①半強制的に大学・学部を探す

 

私の学校では、大学を調べる時間が必ずありました。よくわからないままでしたが、とにかく大学や学部について調べるという時間です。

 

大学を調べている段階では、全く自分の行きたい学部は決まっていませんでした。それどころか、そもそも自分が行きたい大学がどこなのか、そしてそれは文系なのか、理系なのかすらもよくわからない状況だったのです。

 

そんな中、大学を決めるということに対して効果があったな、と思った行動は、大学のパンフレットを読むことです。

 

当たり前でしょ、と思った人もいるかもしれません。しかし、これって高校1年生はおろか、中学生が読んでも参考になるものなのです。

 

私は中学3年生までには、なんとなく面白そう(と周りの人が言っていた)な大学のパンフレットを取り寄せました。

 

例えば、早稲田大学や国際教養大学といったような大学を取り寄せていたことを覚えています。国公立私立関わらず、集めていました。

 

さまざまな大学を取り寄せて読んでみることで、多様な大学生活をイメージすることができるようになりました。

 

おすすめは、やはり学生の1日を紹介しているページです。正直、何を勉強したいのかわからない状況で、大学の学部の紹介を読んでもピンとこないですよね。大学という比較的遠いと感じるものを身近に感じるためには、やっぱり具体的な学生の1日を知った方が面白いし、イメージしやすくなります。

 

そういった大学生の1日紹介ページは、大学ごとにさまざまなパターンの大学生を紹介してくれます。そうすると、「あ、ここは楽しそう!」とか「こんな授業受けてみたいな。」といったような具体的な興味のわくポイントが見えてくるはずです。

 

そういう部分をハイライトしておくと、具体的な生活をイメージできるようになるのです。

 

 

 

②自分に合わないと感じた学部を除く

 

そうやって具体的に少しずつイメージがつくようになってくると、②ができるようになってきます。色々なパターンの大学生の生活を見ていると、「この生活のどこにも自分に合っているとは思えない・・・」というパターンも見つけられるようになるのです。

 

私の場合、このタイミングで自分が実験をすることにあまり関心がないことに気づきました。すると、「工学部に入って実験室で実験をする大学生活は4年間続けられないかな・・・。」と思うようになりますよね。すると、工学部を目指すのは自分の興味にそぐわないことが実感できるようになってきます。

 

②をした結果、星の数ほどあるように思えていた学部が徐々に絞られてきます。自分とは合わない学部を削っていくことによって、自分が把握できるほどの数の学部になるかと思います。

 

 

 

③残ったもので、できなくても続けられそうな勉強をしている学部を探す

 

学部を決める際の一番のベストは、「自分の興味のある学部はこれだ!」と決定できることですよね。例えば、「将来お医者さんになって人を治療して人を救うんだ」というモチベーションがあれば、学部を選ぶ余地すらなく、医学部と決められるでしょう。

 

しかし、このようにはっきりと決まっている場合はいいのですが、そうではない人も多いですよね。そういう人は、最終的に1つの学部を選ぶときに困ってしまうと思います。

 

これといってやりたいことはないなぁ、そんな場合に考えて欲しいのがまさに③です。

 

大学に入ると、できることよりもできないことの方がたくさん出てきます。いまだに答えが見つからないものを探して研究をしている場所ですから、できないことが増えても当然といえば当然でしょう。

 

できないことに直面したとき、それを続けようと思った分野。これこそがあなたの進むべき道なのです。

 

できないことに直面したときに自分がどう思うか。これを確認してみましょう。そうすると、行きたい学部の方向性が見えてくるはずです。

 

では、どうやったらできないことに直面できるでしょうか?

 

これの簡単な方法は、読書をすることと、大学の公開授業に参加することです。

 

②で除かれたあと、残った学部が研究していることに関する本を読んでみましょう。きっとわからないはずです。そのときに自分がどう思っているかを体験してみるのです。

 

私の場合、英語の勉強をしているときに、人工言語やAIのトローリー問題などについて触れることがありました。わからないと感じる部分もありましたが、そのことについて考えるのが苦ではなかったんです。自信を持って好き、とまでは言えずとも、そのことについてじっくり思考を巡らすことができました。

 

そう気付いた私は、人工言語や、トローリー問題に似たことを考えるような学部はないだろうか?と探し始めたのです。すると、倫理とか言語学といったような学問があることを知りました。

 

そして、それは文学部で学ぶことができるということを知ったのです。

 

 

ついに文学部にたどり着きました。

 

学部というよくわからないものを、少しずつ具体化して、ゆっくりと絞っていく。この過程こそ、「大学選び」であり、「自分の興味関心に基づく」選択につながるのではないでしょうか。

 

今、わからなくてもいい。ただ、選ぶという行為を捨てないで欲しいと思います。

 

選ぶという行為は、一瞬で普段やっているかもしれませんが、実は常に候補を絞っているのです。そして、最後の1つを選び取る時だけ、選択という実際の行動を自覚するのです。

 

緩やかに決めていければいい。じっくりと、ゆっくりと、焦らずに、でも選ぶことをやめない。

長期戦でじっくりと選んでいきましょう!

 

山田亮進のプロフィール画像

山田亮進

リアルドラゴン桜プロジェクト講師。主体的に勉強する楽しさを伝えるため日々奮闘中。オンライン授業の毎日で、生活は完全なニート状態。