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東大生が「ホンネ」で語る教育学部の志望理由

東大生が「ホンネ」で語る教育学部の志望理由

 

こんにちは、現役東大2年生の永田耕作です!

 

前回の記事では、僕がなぜ東大に行こうと決めたのかについて話していきました。そちらの記事をまだ読んでいない人は、ぜひ読んでから今回の記事を見てくださると嬉しいです!

 

 

今回の記事では、なぜ僕が「教育学部」への進学を決めたのかについて話していこうと思います。

 

実は、僕は高校時代は理系選択で、東京大学にも理科一類で入学しました。それも、「得意な教科は数学と理科、苦手な教科は社会と英語」という、筋金入りの理系だったのです。

 

しかし僕は、東京大学の進学振分けという大学入学以降に学部を決められるシステムを利用し、二年生の夏に文転をして教育学部への進学を決めたのです。

 

これは一体なぜなのか。実は理由はたった一つしかないのです。その理由について今回は紹介していこうと思います。

 

 

 

知らないことを語るのってダサい!

 

ズバリその理由は、「ちゃんと知らないことを語るのってダサい!」と自分が強く思ったからです!

 

……ん??

と皆さん思ったことでしょう。教育学部への進学を決めた理由が、知らないことを語るのがダサいから。なんだか内容が繋がっていないように思えますよね?

 

ですが、ここから先の説明を読めば、皆さんにもきっと納得していただけると思います。結局なんで教育学部にしたんだろう?と少しでも気になる人は、もう少しお付き合いください。

 

自分は両親が共に高等学校の教師であったため、幼い頃から「先生」という職業への興味がありました。

 

両親の話を聞いたり、学校で先生とコミュニケーションを取ったりする中で、教育者になりたいという思いは強まっていきました。

 

ところが、高校生になった時に「文理選択」という大きな壁にぶち当たります。

 

僕は数学や物理などの理系科目が得意で、英語や国語などの文系科目が苦手な「典型的な理系タイプ」だったのです。

 

そこで僕は理系を選択し、理系の中で色んなことを学んで、将来は大学教授や塾の講師になる、という形で教育に携わろう、と考えるようになりました。

 

時は経ち、前回の「なぜ東大へ」の記事でもご紹介したような周囲との関わりを通して、僕は東京大学へ入学しました。しかしこの時には、自分が将来どの学部に行くのかについて確固たるイメージはありませんでした

 

 

友人との関わりで思い出した「あること」

 

東京大学には色んなバックグラウンドを持った面白い人がたくさんいました。その人たちと話をしていくうちに、自分が中高生時代から思っていたある課題意識がより強まっていったのです。

 

その課題意識とは、「高校入試」についてです。

 

僕は愛知県の公立高校出身だったため、高校入試を経験していました。その入試方法は、学校での成績や授業態度などを点数化した「内申点」と、入試本番のテストの点数である「当日点」を足し合わせた合計点で合格者を決めるものでした。

 

このシステムは一見確立されたものに見えるでしょう。ですが実際は、各学校によって内申の基準がバラバラだったり、先生の主観が大きく反映されたりと、正直言って「公平」とは言えないものでした。

 

自分は以前からこのシステムに大きな疑問を抱いていました。さらに、大学生になって各都道府県から来た色んな学生と話すうちに、このシステムがそれぞれの都道府県ごとに大きく異なることにも気付きました。そして、この課題意識はより大きくなっていったのです。

 

もちろん、受験が全てではないと僕も思っています。受験に失敗しても、その後の人生で大きな成功を収める人も大勢います。

 

ですが、まがりなりにも人生の中の大きなチャレンジの一つである「受験」がずさんなシステムで行われていることに、自分は強い憤りを感じました。また、それと同時に、自分がいかに受験のシステムについて知らないかを自覚したのです。

 

この課題を解決するためには、まず教育、受験が抱える課題について「知る」ことから始めなければならない。自分はそう強く感じました。

 

そのため、教育学部への文転を決意したのです!

 

 

自分の芯を作るための勉強

 

どうでしょうか?ここまで読むと、「ちゃんと知らないのはダサいから、教育学部に文転した」という流れが納得できるのではないでしょうか?

 

僕はまだ知らないことだらけで、これからどんどん色んなことを学んでいかなければならない、と感じています。教育の現状や課題についての知識を蓄えた上で、芯のある自分の意見を持てるようにしたいです。

 

 

永田耕作のプロフィール画像

永田耕作

東京大学理科一類から教育学部に進学。現在3年生。教育事業部の実働、講演担当。大の旅行好きで、日本中を飛び回ってはその場所にあるストリートピアノを弾くことにハマっている。現在31都道府県のストリートピアノを踏破。