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春から大学生のあなたへ 春休みにやるべきこと3選

春から大学生のあなたへ 春休みにやるべきこと3選

 

春から大学生の皆さん、長い受験生生活お疲れ様でした!

 

もうすぐ始まる大学生生活に期待や不安などさまざまな思いを抱いていると思います。今回は、大学生生活をより実りのあるものとするために、大学入学前の春休みのうちにしておくと良いことを3つご紹介します!

 

 

①遊ぶ!

 

長く苦しい受験生生活が終わったのですから、まずはとにかく遊んでください。これまで色々なものを我慢して勉強を頑張ってきたのですから、春休みの間自由に時間を使うことはリフレッシュになるはずです。

 

ただし、春休みに遊ぶことの意義はリフレッシュだけにとどまりません!現役大学生が感じる、春休みに遊んでおいてよかったと思う理由を2つご紹介します。

 

 

ⅰ)高校時代のつながり

春休みに遊ぶことで良いこと、一つ目は高校時代のつながりを大切にできるという点です。

 

受験勉強期間は遊びに行きたくてもなかなか行けず、お互いにピリピリした雰囲気が漂っていたという人も多いことでしょう。だからこそ、受験が一区切りしたこの際に、高校時代の仲間との親交を再度深めることで、大学生になってからもより良い関係を続けられるようになります。

 

高校の友人とのつながりを保っておくと、大学生になってからの同窓会がより一層楽しくなるはずです。それに、高校の友人と自分とは、それぞれ別の大学・学部に進学することが多いですよね。そうすると、高校時代のつながりは、そのまま他大学・学部の学生とのつながりになります。幅広い交友関係を持っておいたほうが、知的議論においても、就活等においても、非常に良い刺激となります。

 

例えば私の場合、大学生活への満足度に関する研究を大学でしている際、インタビューをさせてもらう人を探さなければならないときがありました。同じ大学の友人にお願いしても良いのですが、その場合インタビューをする人に偏りが出てしまうため、研究的にはあまり良くないのです。

 

そんなときに頼ることができたのが、高校時代の友人たちでした。高校は同じとはいえ、別々の大学で、別々の経験をしている彼らから多様な話を聞き出すことができ、研究に役立てることができたのです。

 

せっかく高校時代に培った関係なのですから、これからも大事にしていただきたいと思います。

 

 

ⅱ)やりたいことが見つかるきっかけ

もう一つは、打ち込みたいと思えるものに出会えるきっかけが得られるという点です。

 

受験直後の春休みは、多くの自由時間が得られます。その中で色々なところに出かけたり、色々なものを見たりする中で、「好きだ」「楽しい」と思えるものに出会えるかもしれません。

 

大学生は人生の夏休みと言われるように、たくさんの時間が与えられ、しかもその時間を全て自分で自由に使うことができます。勉強に打ち込むもよし、バイト戦士になるもよし、課外活動で自分を磨き続けるもよし、もちろんそれら全てをマルチにこなすもよし。全て自分で選ぶことができるのです。

 

大学生活を過ごす中でも、やりたいことを見つける時間は多くあることは確かです。しかし、もし春休みのうちにそれが見つかっているなら、大学生活の計画が立てやすくなるのではないでしょうか。

 

いろんなことを経験して、自分のやりたいことを見つけ、主体的な大学生活のスタートダッシュを切ってくださいね!

 

 

 

②英語の勉強をする

 

大学受験の過程で相当勉強したよ!という方も多いでしょう。しかし悲しいことに、必死で勉強して身につけた知識も、ほんの数ヶ月触らないうちにどんどん抜けていってしまうのです。

 

大学生になっても、ほとんどの大学で英語の授業があります。もっと言えば英語「の」授業だけでなく、英語「で」進行する授業が出てきます。さらに、研究が本格的になるにつれて、英語の論文を読んだり自分で書いたりすることが増えてきます。

 

つまり、自分の勉強や研究をより彩あるものとしていくためには、英語力が必須だということです。せっかく受験生生活の中で身につけた英語力なのですから、春休み中も維持していただきたいです!

 

短くても良いので英文を読む、英語のラジオを流してみるなど、気軽なものでも良いので、できるだけ英語に触れる時間をとるよう意識してみてください。

 

 

③本を読む

 

「答えがある問い」について考える高校までの勉強とは違い、大学からの勉強は「答えがない問い」に対して考えていくことが中心になります。それまでの勉強と全く違う進み方に、少し戸惑うこともあるかもしれません。

 

しかし、逆に考えてみれば、入学前から「答えがない問い」について考えることに慣れておくことで、大学での学びをより深いものにすることができると言えます。

 

「答えがない問い」について考えるトレーニングになると思うのが、本を読むことです。本といってもさまざまなジャンルがありますが、哲学者や大学の教授の方々などが執筆されている本はまさに、「答えがない問い」について考える良い素材です。

 

とはいっても、教授の方が執筆された本の中には、難解で、いきなり読み進めるには厳しいものもたくさんあります。そこでこの記事では、受験が終わったばかりの春から大学生の皆さんでも簡単に読み進められて、かつ勉強になる、編集部(めいちゃん・河内)おすすめの本を3冊ご紹介します!

 

 

ⅰ)困難な成熟 内田樹著

(推薦:めいちゃん)

内田樹さんのご著書は入学試験の現代文などにも用いられることが多く、ご存知の方もいるかもしれません。

 

この本は、これから大人になっていく人たちに向けた、いわば人生の指南書のようなものです。成熟して大人になることには、明確な定義は存在しない。いろんな経験をして、いろんなことができるようになっていく過程で、少しずつ大人になっていくものなのだと、内田先生は述べられています。その過程に少しでも役立つことができたらということで執筆されたのが今回ご紹介する『困難な成熟』です。

 

大学生とは、社会により近いところにいながらも、完全にその中にいるわけではない、中途半端な存在と言えます。成熟するとはどういうことなのか、社会の中で生きていくとはどういうことなのかについてじっくり考えられるのは、まさに学校と社会との狭間にいる大学生の特権なのです。大学生になる前の皆さんが読むにはうってつけの内容と言えます。

 

本書では、「責任を取ることなど誰にもできない」という、私たちの当たり前を壊すような問いから、運と努力の関係や死についてなど、身近にあるけど考えたことがないような問いを取り上げながら「成熟すること」について考えていきます。

 

現代文というと、難しいんじゃないの? と思われる人も多いかもしれません。しかし本書は、14歳でも読めるというスタンスで書かれているため、現代文特有のわかりにくい言い回しはなく、スラスラ読めていってしまいます。一方で、取り扱われている題材が簡単だということではなく、14歳と言わず大人も考えさせられるような内容です。まさに、「答えのない問い」について考える入門書としてふさわしい一冊なのです。

 

大学での「答えのない問い」について考えるトレーニングとして、そしてこれから大人になっていくための参考として、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

ⅱ)教育格差 松岡亮二著

(推薦:河内)

受験勉強に邁進している期間には、「教育格差」という問題について関心を持つ余裕がない人も多いでしょう。

 

「自分は努力して、自分の力で今の地位を勝ち取った」「今の日本は、誰でも努力すれば成功を収められる平等な社会だ」と考える人もいるかもしれません。

 

しかし、どうやら現実はそう簡単に言えないようです。そのことをデータを通して明らかにしていくのが、この『教育格差』という本になります。

 

小学校入学以前から学力格差が生じていること、親が大卒かそうでないかによって子供の学歴も変わってくることなど、生々しい格差の現実がデータによって示されます。

 

大学受験に向けて必死に準備してきた皆さんの努力を否定するつもりは全くありません。むしろ、受験勉強をしてきた皆さんだからこそ、このような問題と真剣に向き合うべきだろうと思っています。僕自身、大学2年生の春にこの本を読んで、自分の無知を実感するとともに、もっとこのことについて勉強しなくてはいけないな、と考えるようになりました。

 

この本は、まさに「教育についての『これから』、すなわち、『どのような社会を生きたいのか』を議論するための基盤」(p325)となる1冊です。難解な表現もなく、非常に読みやすいので、ぜひ手にとってほしいです。

 

ⅲ)法学を学ぶのはなぜ? 森田果著

(推薦:河内)

この本は、法律というものが社会でどのように機能しているか、ということを紹介したものです。

 

サッカーのルールや校則などの身近なルールと法律を比較したり、法律のことばの解釈がどのように行われているか説明したりすることを通して、「なぜ法学を学ぶのか」「法律について知っておくと何が良いのか」を伝えてくれます。

 

特にことばの解釈、いわゆる「法解釈」は、答えのない問題を考えるのにうってつけの題材です。同じ言葉でも、それをどう解釈するのかは本当に人によって様々な答えがあります。司法試験という国家試験ですら、正解はただ一つに定まりません。受験生は、様々な答えらしき主張(学説)の中から自分が納得するものを選んで、それに沿って答案を書くことになるんです。大学受験までとは雰囲気が違うということをわかっていただけるのではないでしょうか。

 

こう言うと逆に、法学部に進学しない人は、「法学なんて関係ない」と思うかもしれません。しかし、身の回りにはたくさんの法律が存在していて、私たちの生活も、法律なしに考えることはできません。そんな法律を扱う法学が何をしているか知っておくことは、法学部以外の人にとっても有益なはずです。

 

それに、実用的な話をするなら、大抵の大学では「一般教養科目」と呼ばれる科目が存在します。これは、所属する学部にかかわらず、幅広い知識、教養を身につけることを目的としたものです。その中には当然、法学に関するもあります。「法学入門」などという名前のことが多いですね。

 

そして、この本はそんな「法学入門」的な教養科目の副読本としてぴったりです。もしそういう科目を履修する予定の人がいれば、今のうちに目を通しておけばとても役に立つでしょう。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

春休みを思いっきり満喫、活用して、良い大学生活のスタートを切ってくださいね!

 

 

めいちゃんのプロフィール画像

めいちゃん

教育学部で勉強中。生き方はジブリから学びました。トトロのめいちゃんみたいな健康女子になることが夢。